クローゼットや押し入れ、靴箱など、狭い場所の湿気対策には、昔は使い捨ての除湿剤やすのこが主流でした。
今では小型の除湿器で、コードレスで無電源のものがあるんです。
口コミの多い人気の小型除湿器で無電源のものをピックアップしてご紹介します。
小型除湿器 無電源のしくみ
最初に、「無電源」と言われる小型除湿器のしくみについて説明します。
私も思いましたが、「無電源」って何?って感じですよね。
全く電気を使わないわけではなく、除湿する際には給電が必要ない、という意味かと思われます。
コードレスではあるけど、充電をして使うわけではないので、コードレスというのも微妙に違うような。
小型除湿器の中には除湿ペレットが入っていて、除湿ペレットが湿気を吸う
↓
吸湿力が落ちたら電源に繋いで過熱し、ペレットを乾燥させる
↓
乾燥したペレットで再び吸湿
違う方法の小型除湿器もあるかもしれませんが、今回ご紹介する小型除湿器はこのようなしくみとなっています。
他に共通した特徴として
・使用するときにはワイヤレス
・無音
・水が溜まらないので水捨ては不要
・ペレットの色が変わるので除湿されたかがわかる
・繰り返し使用が可能
では、人気のある無電源の小型除湿器をご紹介していきます。
Yoitasコンパクト除湿機
まずは、雑誌やテレビなどでも多数紹介されているYoitasのコンパクト除湿機です。
サイズは500mlのペットボトルくらいの大きさで、縦19.5cm 直径7cm。
乾燥するときにはスタンドがあるタイプです。
乾燥時間は約2時間で、電気代は約1.5円です。
除湿面積は約3畳。
除湿量 100ml
半永久繰り返し可能
1年保証がついています。
クローゼット小型除湿器 無電源
メーカ名はわかりませんが、先ほどのYoitasと筒形で似ています。
サイズ 直径約75mm 高さ206mm
除湿範囲 約3畳
乾燥時間 約10時間
電気代 1時間あたり約0.5円/h
除湿量 約75ml
1度の乾燥で、15日間連続除湿が可能だそうです。
どのくらいの湿度の場所で使うのか、環境によって違いが出そうですね。
Yoitasとのいちばん大きな違いは、乾燥スタンドがないことです。
直接ケーブルを繋いで乾燥します。
乾燥スタンドが邪魔にならないのはいいですね。
繰り返し使えるコンパクト除湿器 5カラー
こちらもYoitasと似てますが、色が5カラーもあるのでご紹介してみました。
世界三大デザイン賞のレッドドットデザイン賞を受賞しています。
サイズ 約 直径7×高さ18.8㎝
除湿範囲 約3畳
乾燥時間 約2~3時間(約2時間で自動停止)
電気代 1か月約7円(1kWh26円、吸湿後の乾燥を3時間/月2回)
除湿量 約100ml
約300回繰り返し除湿可能
約14日間の連続除湿が可能
こちらも乾燥スタンドのあるタイプで、約2時間で自動停止に加え、ランプの点滅で乾燥終了をお知らせしてくれます。
見た目だけでなく、機能も優秀ですね。
無電源 小型除湿器 プラグ内蔵式
筒形の小型除湿器が多い中、珍しい角形です。
サイズ 約123mm×120mm×40mm
除湿範囲 約3畳
乾燥時間 約10時間
電気代 1年間約400円(約0.5円/h、7日間に1回通電で乾燥)
除湿量 約50ml
約15日間の連続除湿が可能
筒形のものよりも高さもなくコンパクトなので、引き出しの中など、本当に狭い場所にも良さそうですね。
プラグ内蔵式で、スタンドもケーブルも必要ないのがスッキリして魅力です。 出典 楽天
さいごに
無電源の小型除湿器をご紹介しました。
定期的に乾燥をするのが手間ではありますが、使い捨ての除湿剤とくらべると、はるかに利点が多いですね。
無音、繰り返し使える、子供やペットの心配がない、水捨てが必要ない、ゴミが出ない、などなど。
ご紹介したそれぞれの除湿器は、口コミでは便利に愛用している方が多かったです。
1度使った方は複数本購入される方もいて、人気があることがわかります。